にんにくのプランター栽培|植え付け時期は他人の「○月」では決まらない
にんにくの植え付け日は、他人の「○月」では決まりません。自分の種球の適期を「枠」として取ります。
県や種苗メーカーの資料を集めると、植え付け時期は8月下旬から11月中旬まで、3か月近くにばらつきます。高知県の家庭菜園向け資料にいたっては、同じ県の中でも品種ごとに適期が5日ずつずれることを示しています(表2)。だから他人の「○月」はそのまま借りられません。日付は割れていても、一致している点はあります。一般社団法人日本種苗協会は「地域に適した品種を選ぶことが大切である。」、サカタのタネも「お住まいの地域に適した品種を、栽培することも大切です。」としており、地域に合った品種を選ぶことの重要性では一致しています。温度は数字までは揃いませんが向きは共通で、発芽適温は15〜20℃、25℃以上では発芽しません(サカタのタネ)。そこで本記事は、①地域に合う系統を選ぶ→②その適期の中で、暑さが残るうちは植えないという順に整理しました(この順序づけは本記事によるものです)。この記事では、系統の選び方と、プランターでの株間・覆土・株数を一次情報から組み立てます。
結論|「何月に植えるか」は、そもそも一つに決まらない
にんにくの植え付け時期を調べると、サイトごとに8月だったり10月中旬だったりします。これは誰かが間違えているのではなく、資料のほうも同じくらいばらついているからです(一次情報でも8月下旬〜11月中旬)。だから他人の「○月」は借りられません。まず自分の種球の系統を確かめるところから始めます。
この記事を書くにあたって、「にんにく プランター 育て方」で上位に出る記事を1本ずつ開いて確認しました。植え付け時期の記述は、8〜9月・9月下旬〜10月上旬・9〜10月・10月中旬と分かれていました。確認できた範囲では、そのいずれにも出典が示されていませんでした。
そこで県の栽培指針や種苗メーカーの資料に当たったところ、ばらついているのは一次情報のほうも同じでした。そして、ばらつきを説明しきる記述は一次情報の側にもありませんでした。系統(寒地系・暖地系)で低温要求量が違うことは書かれていますが、それだけでは表2の並びを説明できません(2章)。
| 確認する順番 | 見るところ | 決まること |
|---|---|---|
| ① 地域に合った系統の種球 | 種球の袋・商品名(寒地系=福地ホワイト六片・ニューホワイト六片/暖地系=嘉定種〈上海種〉・平戸) | 日本種苗協会は地域に適した品種を選ぶこと、サカタのタネは地域に適した品種を栽培することの大切さを、それぞれ書いています。合わないと、どちらにずれても球の肥大が劣ります(4章) |
| ② 気温 | 種球の袋の適期。袋の表示が最優先。無ければ表2で自分の系統の行を見る(8章)。気象庁の平年値は目安で、最後は土の温度を手で確かめる | 発芽適温は15〜20℃、25℃以上では発芽しません(サカタのタネ。気温か地温かは書かれていません)。何℃で植えるという線は、どの資料にもありません(8章)。適期の範囲内で、暑さが残るうちは植えないと読んでください |
| ③ プランターの大きさ | カタログ表示の深さ20cm以上・長さ65cm級 | 覆土5〜7cmを確保でき、株間15cmで1列4株(6章で計算)。短辺が30cm以上ある深型なら2列8株も可能 |
一次情報どうしでも8月下旬〜11月中旬。ばらつきの正体
系統で並べ替えても、きれいには分かれません。なぜ分かれないのかを見ると、日付をそのまま借りてはいけない理由が分かります。
| 出典 | 対象 | 植え付け時期 | 作型 |
|---|---|---|---|
| サカタのタネ | 暖地系ニンニク | 8月下旬〜10月下旬 | 記載なし |
| 高知県 こうち農業ネット | 遠州早生 | 9月15〜25日 | 記載なし(本文は南北うね) |
| 高知県 こうち農業ネット | 壱州早生 | 9月20〜30日 | 記載なし(本文は南北うね) |
| 高知県 こうち農業ネット | 上海早生 | 9月25日〜10月5日 | 記載なし(本文は南北うね) |
| 熊本県 園芸標準栽培指針 | 嘉定種 | 9月下旬〜10月上旬 | マルチ |
| 日本種苗協会 | 冷涼地(地域で記載) | 9月〜10月上旬 | 露地・普通 |
| 日本種苗協会 | 暖地(地域で記載) | 10月上旬 | 露地・普通 |
| 庄内みどり農業協同組合(山形) | 福地ホワイト六片(寒地系) | 10月10〜25日 | 記載なし |
| JAかながわ西湘 | 上海種(嘉定種)・平戸(暖地系) | 10月中旬 | マルチ |
| サカタのタネ | 寒地系(寒冷地) | 10月〜11月上旬 | 記載なし |
| サカタのタネ | 寒地系(温暖地) | 10月下旬〜11月中旬 | 記載なし |
緯度でも系統でも説明しきれません。いちばん南の熊本が高知より遅く、神奈川と山形もほぼ並びます。系統で並べ替えても同じで、同じ暖地系どうしで、枠の頭が7週間近くずれます。サカタのタネは8月下旬から、熊本県(嘉定種)は9月下旬〜10月上旬、JAかながわ西湘(上海種・平戸)は10月中旬。県どうしの熊本と西湘だけを比べても2〜3週間離れます。さらに日本種苗協会は系統ではなく地域で書いていますが、同じ資料の中でも本文と作型図が食い違います。本文は「植付け時期は、暖地の栽培は 10 月上旬、冷涼地では 9 月~ 10 月上旬である。」ですが、同じページの作型図では暖地の植付けの帯が9月上旬から始まっており、冷涼地より早く見えます。1つの資料の中ですら、日付は安定していません。なお地域による向きを、1つの資料の中で矛盾なく示しているのはサカタのタネだけです(日本種苗協会は本文では冷涼地が早いのに、作型図では暖地の帯のほうが早く始まります)。寒地系は寒冷地10月〜11月上旬、温暖地10月下旬〜11月中旬——同じ系統なら、寒い地域のほうが早いとしています。ただしこれは系統をそろえたうえでの比較で、「寒い地域だから早く植えてよい」という意味ではありません。
ばらつきの原因は1つに絞れません。①系統(低温要求量が違う=4章)、②作型(高知県は4〜5月に穫り終える早出しで、6月中旬から穫る庄内とは狙いが違います→表10)、③マルチの有無(熊本県と西湘はマルチ栽培が前提)。高知県は、黒マルチについては「植え付け前に黒マルチを被覆し、穴を開けてから植え付けます」として植え付け期の障害には触れていません。一方白マルチについては「白マルチは黒マルチのように植え付け時期から被覆すると地温が上昇しすぎ、萌芽に障害を生じる」ので本葉3〜4枚まで待つとしています。マルチの種類によっては植え付け期の地温に効くことまでは書かれていますが、黒マルチの有無で植え付け日を何日ずらすのかまで書いた資料は、今回の6資料には見つかりませんでした。今回の資料では、どれがどれだけ効いているかまでは決められませんでした。
決められないからこそ、他人の日付をそのまま借りないでください。そのうえで、日付が割れていても資料が一致している点があります。日本種苗協会は系統の説明の冒頭で「地域に適した品種を選ぶことが大切である。」と書き、サカタのタネも系統別の日付を示したあとに「お住まいの地域に適した品種を、栽培することも大切です。」と結んでいます。一致しているのは「地域に合った品種を選ぶことが大切だ」という点です。 そこで本記事は、ここから①地域に合う系統の種球を選ぶ→②その種球の適期の中で、暑さが残るうちは植えないという2段階に整理しました。この順序づけ自体は本記事によるもので、資料がこの順で書いているわけではありません(サカタのタネは日付を示したあとに品種選びを付け加える書き方です)。日付は資料ごとに動くのに、系統の性質と温度の条件は動かない——それが順序の理由です。
❌「9月に植える」「10月に植える」と書いてある記事を見て、その月に合わせて種球を買いに行く
⭕先に種球を選び、その袋の系統・品種名に合う時期に植える。暖地系と寒地系では、適期がひと月以上ずれます
❌「うちは寒い地域だから早めに植えよう」と、気温だけで日付を早める
⭕サカタのタネでは寒地系の適期は寒冷地でも10月〜11月上旬で、暖地系(8月下旬〜)より遅い。先に系統、次に気温の順で決める
早すぎと遅すぎは、別々の失敗になる
「適期を外すと失敗する」ではなく、早すぎたときと遅すぎたときで、出る症状が違います。先にどちらの失敗かを知っておくと、ずれたときの打ち手が変わります。
この点は複数の資料が同じ向きで書いています。サカタのタネは「早過ぎると地温が高く病気になりやすく、遅いと年内に十分根が張れずに球が太れません。」としています。高知県も「早植えしすぎると発芽が不揃いとなります。また逆に遅植えしすぎると球の肥大が悪くなり、収量が低下するので注意します。」と、同じ形で両方向に注意を促しています。
| ずれの向き | 起きること | 出典 |
|---|---|---|
| 早すぎる | 地温が高く病気になりやすい/発芽が不揃いになる | サカタのタネ/高知県 |
| 早すぎる(高温) | 「25℃以上では発芽しません」「25℃以上では休眠状態になり発芽しない」 | サカタのタネ/日本種苗協会 |
| 早すぎる(高温) | 萌芽は地温22〜23℃で始まり「低温ではかなり低くても発芽するが、30℃以上になると揃いが悪くなる」 | 熊本県 |
| 遅すぎる | 年内に十分根が張れず球が太れない/球の肥大が悪く収量が低下する | サカタのタネ/高知県 |
早すぎる側の失敗は、植えた直後に分かります。芽が出ない、出ても揃わない。打つ手はほとんどありません。一方遅すぎる側の失敗は、収穫のときまで分かりません。芽はふつうに出て、冬を越して、掘り上げたら小さい——という形で現れます。迷ったら気温が下がりきるのを待つほうが安全ですが、遅すぎればやはり球は太りません。「待つ」の上限は、選んだ枠の終わりです(8章)。庄内みどり農業協同組合は「早くても遅くとも肥大に影響する」と対称に書いています。
寒地系と暖地系|合わないと、どちらの方向でも球の肥大が劣る
「地域に合った品種を選びましょう」は、どの記事にも書いてあります。では合わなかったら何が起きるのか。日本種苗協会の資料は、その答えを両方向で書いています。
原文はこうです。「ニンニクは、冷涼地向き(寒地系品種)と暖地向き(暖地系品種)の品種があり、地域に適した品種を選ぶことが大切である。一般に寒地系品種を暖地で栽培すると、低温不足から生育やりん茎の肥大が劣り、逆に暖地系品種を冷涼地で栽培すると、低温が過剰となって、りん茎の肥大が劣る。」——どちらにずれても、結果は同じ「りん茎の肥大が劣る」です。「寒い地域向けを暖かい地域で作ると弱る」だけではありません。枯れるわけではなく、小さい球にしかならないという意味です。
なぜそうなるかも同じ資料に書かれています。「球の肥大には、一定期間低温にあたることが必要であり寒地系の品種は、低温要求量が多く、暖地系品種では低温要求量は少ない。」にんにくは冬の寒さを「数えて」から球を作ります。寒地系は必要な寒さの量が多く、暖地系は少ない。だから寒さが足りなくても、多すぎても、球の肥大側が狂うわけです。
| 系統 | 資料に出てくる品種名 | 資料に書かれている特徴 | 出典 |
|---|---|---|---|
| 寒地系 | 福地ホワイト六片、ニューホワイト六片 | 福地ホワイト六片=「休眠は極深く、熟期は極晩生型。」/ニューホワイト六片=寒地向きとされているのみで特徴の記載なし/系統としては低温要求量が多い | 福地ホワイト六片=庄内みどりJA/ニューホワイト六片=サカタのタネ/低温要求量=日本種苗協会(同協会は品種名を挙げていません) |
| 暖地系 | 上海種(嘉定種) | 「鱗片数が 6~9 片の暖地系品種。」/嘉定種は「生育は旺盛で、耐寒性は強い。鱗片数は7~8片と少ないが、外皮は白く、品質良好で50g以上の大球となる。ただし、裂球しやすいので収穫適期を過ぎないようにする。」(鱗片数は西湘6〜9片・熊本7〜8片と、資料で幅があります) | JAかながわ西湘/熊本県 |
| 暖地系 | 平戸 | 「鱗片数が 8~10 片の暖地系品種。」(サカタのタネも「暖地向きの品種(平戸ニンニクなど)」としています) | JAかながわ西湘/サカタのタネ |
| 系統の記載なし | 上海早生、壱州早生、遠州早生 | 高知県が植え付け適期・収穫時期を示している品種(収穫の記述では「遠州極早生」と別表記)。ただし同資料に「暖地系」「寒地系」の語は一度も出てきません。名前の似た「上海種(嘉定種)」を暖地系としているのはJAかながわ西湘で、同一だと書いた資料は見つけられませんでした | 高知県(系統は記載なし) |
❌「六片にんにくが一番おいしいらしい」と、系統を見ずに福地ホワイト六片を買う
⭕福地ホワイト六片は寒地系。暖かい地域で植えると、日本種苗協会の指摘どおり低温不足で球の肥大が劣ります。暖地なら暖地系の品種を探す
❌品種名が書かれていない「種にんにく」を、産地だけ見て買う
⭕産地は系統の保証になりません。袋の表示・販売ページで系統か品種名を確認し、分からなければ売り場で聞く
種球の選び方|「食べるにんにく」ではなく「植えるにんにく」
台所のにんにくを植えたくなりますが、資料は種球に4つの条件(大きさ・1片の重さ・病害・形)と、別枠で「種子消毒」を挙げています。そのうち病害・ウイルスに侵されていないことは、食用として売られているものでは確認できません。
熊本県の指針は「種球は病害虫におかされていない直径4cm以上の大球を使用する。鱗片を1片ずつ切り離した後、5g以上のものを種として用いる。」としています。JAかながわ西湘も「植付ける種球はなるべく 1 片が 5g 以上のものを使用する。」と同じ5gを挙げています(西湘は「なるべく」付きです)。日本種苗協会は「種球は、土壌病害やウイルスに汚染されていない、首の締まりのよいものを選び」としています。
| 条件 | 数値・記載 | 出典 |
|---|---|---|
| 球の大きさ | 直径4cm以上の大球 | 熊本県 |
| 1片の重さ | 5g以上 | 熊本県/JAかながわ西湘 |
| 病害 | 病害虫におかされていないもの/土壌病害やウイルスに汚染されていないもの | 熊本県/日本種苗協会 |
| 形 | 首の締まりのよいもの | 日本種苗協会 |
| 種子消毒 | 植え付け前日〜当日に種子消毒を行った後そのまま植え付ける(高知県)/黒腐菌核病・イモグサレセンチュウの被害が懸念される場合は種子消毒を行う(JAかながわ西湘)/アクテリック乳剤1000倍に2時間浸漬(庄内みどりJA) | 高知県/JAかながわ西湘/庄内みどりJA |
このうち病害やウイルスに汚染されていないことは、見た目では判断できません。種球として流通しているものは、この点を前提に売られています。食用として売られているにんにくは、そもそも植えるための検査を経ていません。やってはいけない、という記述を資料の中に見つけたわけではありませんが、資料が求めている条件のうち少なくとも1つが確認できない、ということです。
プランターは深さより先に「株間」で決まる|65cm型に何株入るか
一次情報の株間は15cm以上でほぼ揃っています。ところがプランター向けの解説では株間10cmがよく使われます。この5cmの差が、入る株数を1.5倍にしています。
まず一次情報を並べます。サカタのタネ「植え付け間隔(株間)は15cm、2条植えの場合は条間30cm取ります。」、熊本県は畦幅130cm・条間25cm・株間15cmの4条植え、高知県「うね幅150cm、条間18cm、株間15cmの6条植え」、JAかながわ西湘は穴あき黒マルチを前提に「他のマルチを使用する場合でも、株間・条間は 15 ㌢以上の間隔をとる。」、庄内みどり農業協同組合「条間 20〜24 ㎝×株間 20 ㎝」。15cmが下限で、20cmまでという分布です。
| 株間 | 入る株数 | 根拠 |
|---|---|---|
| 15cm(一次情報の下限) | 4株 | 端から7.5cm・15cm・15cm・15cm・7.5cm=60cm |
| 20cm(庄内みどりJA) | 3株 | 端から10cm・20cm・20cm・10cm=60cm |
| 10cm(プランター向け記事で多い値) | 6株 | 端から5cm・10cm×5・5cm=60cm |
なお条間(列と列の間隔)は、短辺の狭い標準型プランターでは1列ぶんしか取れません。いちばん狭いJAかながわ西湘の「条間15㌢以上」でも、表6と同じ考え方(端の余裕は間隔の半分)で並べると 7.5+15+7.5=30cmが要ります。大和プラスチックのフレグラープランター60型は外径60×23.5×18.5cm(プランターのサイズの選び方の表2、メーカー公表値)で、短辺23.5cmでは入りません。高知県の18cmなら36cm、サカタのタネの30cmなら60cm必要で、さらに入りません。 ただし短辺の広い深型は別です。リッチェルの菜園上手ジャンボ65型は外寸65.5×39×42.5cm(同表2)で、短辺39cmなら2条置けます。お使いの容器の短辺が30cm以上あるかで判断してください。(端の余裕を間隔の半分と置いたのは本記事の判断です。)
次に深さです。ここは資料が測っているものが2種類あります。「かぶせる土の厚み(覆土)」を書いているのがJAかながわ西湘「覆土が 5~7 ㌢程度」とサカタのタネ「深さは5cmくらい土がかぶるように植えます」。一方、熊本県「5~7cmの深さに植え付ける」と庄内みどり農業協同組合「深さは 6〜7 ㎝程度」はりん片を差し込む深さの書き方です。さらに高知県は数値を出さず「軽く覆土します」とだけ書いています。厳密には同じ量ではありませんが、数字の幅は5〜7cmで重なります。この記事では、安全側に振れる覆土5〜7cmとして扱います。
ここに、当サイトでプランターのサイズを調べたときに出した目安「カタログの深さ − 3cm = 土が入る器の深さ」を当てはめます。カタログの深さは容器の外側の高さで、底のスノコや肉厚のぶんだけ土は浅くなるためです(大和プラスチック9製品の公表値の差は2.3〜4.5cm)。さらに土の表面には水をためる空間(ウォータースペース)が要るので、その分も引きます。
| カタログの深さ | りん片の下に残る土 | 判定 |
|---|---|---|
| 15cm | 0cm(覆土5cmなら約2cm) | りん片の下に根が伸びる土が残らない |
| 20cm | 約5cm | ぎりぎり成立する最低ライン |
| 25cm | 約10cm | 余裕がある |
| 30cm | 約15cm | 十分 |
この計算から言えることは1つです。カタログ表示で深さ15cmのプランターでは、覆土を取るとりん片の下に土がほとんど残りません(覆土7cmで0cm、5cmでも約2cm)。プランター向けの解説には深さ15cm以上でよいとするものもありましたが、覆土の数値と重ねると根が下に伸びる余地が残らない計算です。深さは20cm以上、余裕を見るなら25cmが実務的な線になります。
❌「にんにくは浅くていい」と考えて、手元の浅型プランター(深さ15cm)に植える
⭕覆土5〜7cmが先に決まっているので、浅型ではりん片の下に土がほぼ残りません。深さ20cm以上、できれば25cmを用意する
❌65cmプランターに6片まとめて植えて、たくさん穫ろうとする
⭕一次情報の株間は15cm以上。60cmなら4株。片が余ったら植えずに食べる
植え付けの手順|覆土は、浅くても深くても失敗する
覆土5〜7cmという数字には幅があります。その幅から外れたとき、浅い側と深い側で違う失敗が出ることまで、資料は書いています。
| ずれの向き | 起きること | 出典 |
|---|---|---|
| 浅い | 裂球しやすい | 熊本県 |
| 浅い | 裂球の発生や球の肥大不足を招く | JAかながわ西湘 |
| 深い | 萌芽が遅れ生育が悪くなる | 熊本県 |
| 深い | 発芽が揃わず、球の大きさがばらつく | JAかながわ西湘 |
「裂球」は、収穫のときに球が割れてばらけてしまう状態です。浅植えは裂球の側、深植えは発芽の側に効く、と覚えると混乱しません。
- 1土を入れる。 市販の野菜用培養土で問題ありません。土壌酸度について資料はpH6.0〜6.5(熊本県・庄内みどりJA・JAかながわ西湘・日本種苗協会)と、pH5.5〜6.0(高知県)に分かれています。どちらの幅も、市販の野菜用培養土の表示pHにはおおむね収まります。袋の表示pHを見て、6.0前後なら調整は不要と判断してください(この読み替えは本記事によるものです)。
- 2種球を1片ずつばらす。 庄内みどり農業協同組合のマニュアルは「りん片を 1 片ずつばらし、大・小に選別する」としたうえで、「植付けは大・小別々に植えることで生育が揃い、肥培管理もし易くなる」としています。選別は、小さい片を捨てるためではなく、大小を混ぜずに植えるためです。ただし熊本県・JAかながわ西湘はどちらも「5g以上」の下限を置いているので、株数が4株前後に限られるプランターでは、大きい片から順に使うのが合理的だと本記事は考えます(この配分は本記事の判断です)。薄皮はむかずにそのまま植えます(薄皮の扱いに触れた資料は今回の6資料には無く、これは本記事の書き方です)。
- 3向きを決める。 熊本県は「鱗片の頂部をまっすぐ上に向けて」、高知県は「茎を上にして1片ずつ垂直に差し込み、軽く覆土します」、庄内みどり農業協同組合は「植付けはりん片を真直ぐに植える」としています。とがったほうが上、平らな根の出る面が下。斜めにしないということです(なお高知県は覆土の量を数値で示さず「軽く」としています)。
- 4株間15cm以上で並べ、覆土5〜7cm。 60cmの植え付け面なら4株(6章)。上から5〜7cmの土がかぶる深さに差し込みます。
- 5たっぷり水をやる。 高知県は「発根、発芽を促進するために十分潅水します」としています。植え付け直後は、鉢底から水が出るまで与えてください。
肥料については、高知県が「窒素過多は裂球の原因やサビ病発生の誘因となるので注意します。」と明記しています。効かせようとして多く入れると、割れる側に振れるということです。元肥入りの培養土を使うなら、植え付け時に追加で肥料を入れる必要はありません。肥料の量の考え方は化成肥料8-8-8の使い方を参照してください。
越冬前に「葉3枚」|日付では測れない適期を、結果で確かめる
「何月に植えるか」が決まらないなら、何が達成できていればよかったのかから逆算します。庄内みどり農業協同組合のマニュアルは、その到達点を数字で書いています。
原文はこうです。「発芽後、2〜3 週間後に葉身が展開する。越冬前に普通葉 3 枚前後。草丈 20〜40 ㎝ほどの生育を確保したい。」さらに同じマニュアルは、生育のポイントの見出しとして「越冬前に葉数 3 枚と十分な根量を確保」と繰り返しています。
これが3章の「遅いと年内に十分根が張れずに球が太れません」(サカタのタネ)と同じことを、達成すべき形で言い換えたものです。ただし「葉3枚まで何日かかるか」を日単位で示した資料は、今回の6資料にはありませんでした。ただし庄内みどり農業協同組合の「生育と作業図」は、植え付け(同マニュアルでは10月10〜25日)に対して出葉(3枚前後)の帯を11月下旬〜12月中旬に置いています。月単位で読むと、植え付けから1か月半〜2か月にあたります(同マニュアルが芽かきを「葉数 2〜3 枚時」=11月としているのとも整合します)。これは山形県庄内地域・寒地系の図で、暖地系や暖かい地域で同じ日数になるとは書かれていません。日単位の逆算はできないので、この数字は結果の確認に使ってください。
| 段階 | 資料の記載 | 出典 |
|---|---|---|
| 発芽〜葉の展開 | 発芽後2〜3週間後に葉身が展開する | 庄内みどりJA |
| 越冬前の到達点 | 普通葉3枚前後、草丈20〜40cm、十分な根量 | 庄内みどりJA |
| 発芽の条件 | 発芽適温15〜20℃、25℃以上では発芽しない | サカタのタネ/日本種苗協会 |
| 休眠から覚める時期 | 「気温が下がる 9 月中旬~下旬に休眠から覚める。」 | 日本種苗協会 |
やることは2つです。①種球の袋に書かれた適期を「枠」として取る。袋の表示がいちばん確実です。その品種を売っている人が、その品種について書いているからです。 袋に適期が無い場合は、次の順で見ます。この優先順位は本記事によるものです。 まず、表2に自分の品種名そのものがあるか。上海早生・壱州早生・遠州早生・福地ホワイト六片・嘉定種(上海種)・平戸は表2に行があります。あればその行の日付が、いちばん自分に近い枠です(高知県の3品種は系統が書かれていませんが、品種名が一致しているので系統を経由する必要がありません)。地域まで一致するなら、なお確実です(例:山形で福地ホワイト六片なら庄内みどりJA)。 品種名が表2に無いときだけ、自分の系統の行を見てください。暖地系ならサカタのタネ(8月下旬〜10月下旬)・熊本県・西湘の3行、寒地系ならサカタのタネの2行と庄内みどりJAに当たります。サカタのタネは寒地系を「寒冷地」「温暖地」に分けているので、自分の地域で選べます。それでも複数に当たる場合はいちばん広い枠を取り、②で絞ってください。 ②その枠の中で、まだ暑い日が続いているうちは植えない。「25℃以上では発芽しません」(サカタのタネ)が理由です。ただし枠の終わりは越えないでください。庄内みどり農業協同組合は「早くても遅くとも肥大に影響する」と対称に書いており、遅らせる側にも上限があります。
記事のデータで1回回してみます。寒地系の福地ホワイト六片を山形で育てるなら、庄内みどり農業協同組合は山形県庄内地域で福地ホワイト六片を作るための資料なので、品種名も地域も一致します。この10月10〜25日をそのまま枠にします。山形の10月中旬なら暑さは残らないので、枠の頭から植えて構いません——②が効くのは暑さが残っている場合だけです。 袋に「暖地系」としか無い種球を関東で育てるなら、品種名が表2に無いので系統の行に進み、複数に当たるのでいちばん広いサカタのタネの8月下旬〜10月下旬を枠にします。この枠は2か月と長く、頭の8月下旬は日本種苗協会の「気温が下がる 9 月中旬~下旬に休眠から覚める。」より前です(2章)。②に従って枠の後半=10月に寄せます。参考に、同じ暖地系でJAかながわ西湘(神奈川)は10月中旬、熊本県は9月下旬〜10月上旬——ただしこの2つはどちらもマルチ栽培の日付です。 枠が先、絞り込みが後。自分の地域の気温は気象庁の平年値で確認できますが、何℃で植えるという線は資料に書かれていません。土に手を入れて生ぬるさが残るうちは待つ、という見方のほうが実際に近くなります。
❌「まだ暑いけど、売り場に種球が並んだから植える」
⭕25℃以上では発芽しません(サカタのタネ)。買っておいて、気温が下がってから植える
❌「11月になってしまったけど、暖地系だから大丈夫だろう」と植える
⭕暖地系の適期は8月下旬〜10月下旬(サカタのタネ)。枠の終わりを過ぎているなら、その年は見送るか、遅れを承知で植えるかの判断になります。「あと何日あれば葉3枚に届くか」を日単位で示した資料はありません。ただし8章本文の作業図の目安(植え付けから葉3枚まで1か月半〜2か月)に照らすと、11月植えは越冬までの余裕が乏しいと言えます
冬から収穫まで|芽かき・とう摘み・収穫の見きわめ
にんにくは秋に植えて春から初夏に穫る、半年以上プランターを占有する野菜です。収穫時期も品種で動きます。この間にやることは多くありませんが、資料が「やらないと球の肥大が落ちる」としている作業を順に見ます(なお追肥は資料が畑の10a当たりで書いており、プランターへの換算は化成肥料8-8-8の使い方に譲ります)。
| 出典 | 対象 | 収穫時期 |
|---|---|---|
| 高知県 | 遠州極早生 | 4月1日〜4月20日 |
| 高知県 | 上海早生 | 4月25日〜5月5日 |
| 高知県 | 壱州早生 | 5月10日〜5月15日 |
| 日本種苗協会 | — | 5月中旬〜6月下旬頃 |
| 熊本県 | 嘉定種(マルチ) | 梅雨前まで |
| 庄内みどり農業協同組合 | 福地ホワイト六片 | 6月中旬〜 |
4月1日から6月下旬まで、約3か月の幅があります。植え付けと同じで、収穫も「何月」では決まりません。次に何を植えるかを考えるときは、自分の品種の収穫時期を種球の袋で確認してください。
1つ目が芽かき(除けつ)です。1つのりん片から2本以上芽が出ることがあります(放置すると養分が分かれる、という説明は資料になく、本記事の言い方です)。熊本県は「11月下旬の草丈が10~15cmの頃、1ヵ所から2芽以上でたものは、株もとからかきとり1芽とする。これを放置すると球の肥大が悪くなる。」としています。日本種苗協会も「草丈が 10 ~ 15㎝のとき」と同じ草丈を挙げています。示し方は資料で少し違い、高知県は「本葉3枚までの間」、庄内みどり農業協同組合は「葉数 2〜3 枚時に 2 本芽が出ている場合は、小さい株を抜いて 1 本立てにする」(同マニュアルは作業時期を「11 月」と併記)と葉数で書いています。月まで書いているのは熊本県(11月下旬)と庄内みどりJA(11月)で、どちらも草丈・葉数の指標と併記しています。寒地系の庄内のほうが少し早い月になりますが、どの資料も見るのは株の状態です。
2つ目がとう摘みです。日本種苗協会は「越冬して低温にあうと花芽分化して抽苔する」としており、春に花茎(にんにくの芽)が伸びてきます。これを摘まないと球の肥大が落ちる、と資料は書いています(養分が花に取られる、という説明は本記事の言い方です)。熊本県は「4月下旬から抽苔するので、「とう」を摘み取る。タイミングは花茎が垂れ下がり始めた時であり、早すぎると分球しやすく、遅れると肥大が悪くなる。」——ここでも早すぎと遅すぎで失敗の中身が違います。 時期は資料で1か月以上ずれます。JAかながわ西湘は「4 月中旬頃から抽台(トウ立ち)が始まる」、庄内みどり農業協同組合は「5 月下旬〜6 月上旬頃に抽だいしてくるので、摘み取る」。いちばん早い西湘といちばん遅い庄内で、およそ1か月〜1か月半の開きです。寒地系の福地ホワイト六片を扱う庄内は、熊本(4月下旬から)より1か月遅い計算になります。ここも暦ではなく、花茎が伸びて垂れ下がるのを見て決めてください。
3つ目が春の水やりです。ここは3資料が同じ向きで書いています。庄内みどり農業協同組合は「4〜5 月の乾燥に注意。土壌乾燥が原因で葉先枯れ、根痛みの原因となる。」としたうえで「りん片分化期(4 月上旬)〜成熟期(6 月上旬)の潅水量が肥大に重要」「潅水は少量多回数のほうが、効果的である」。日本種苗協会も「乾燥しやすい土壌では、春先の乾燥によって、生育中に葉先枯れが発生しやすく、球の肥大も劣る」、熊本県も「春先乾燥しやすい土壌では、葉枯れなどの生理障害が発生し、球の肥大が悪い」としています。冬の間の水やり量を書いた資料は見つかりませんでしたが、春の水切れははっきり肥大に効くという点は3資料が揃っています。プランターは畑より土が少なく乾きやすいので、4月に入ったら鉢土の乾きを見る回数を増やしてください(プランターでの頻度を示した資料はなく、これは本記事の言い方です)。
4つ目が収穫の見きわめです。ここは3つの資料が同じ数字を挙げています。熊本県「収穫適期は、茎葉の30~50%が黄変し、茎盤部と鱗片の尻部がほぼ水平になったころである。」、庄内みどり農業協同組合「株全体の茎葉が 30〜50%程度黄変した頃、球が割れる前に収穫する。」、日本種苗協会も「株の 30 ~ 50%の葉先が枯れ始めた頃」としています。暦ではなく、株を見て決める指標です。 なお収穫に触れている5資料のうち、黄変の割合を使っていないものが2つあります(サカタのタネのFAQは植え付けの質問で、収穫には触れていません)。JAかながわ西湘は「トウ摘みから 1 週間ほど経過し、下葉が 2~3 枚枯れた頃に試し掘りをする。りん茎の底がほぼ平からへこむ程度に肥大していれば収穫適期。」と掘って確かめる方法、高知県は「肥大したものから順次収穫してゆきます」と株ごとに見る方法です。プランターは1株ずつ掘り上げられるので、西湘の試し掘りは相性のよい方法です。
よくある質問
9月のいま植えても大丈夫ですか?▾
種球の系統と、そのときの気温によります。暖地系なら9月は適期の範囲に入り得ます(サカタのタネ:暖地系8月下旬〜10月下旬)。系統が分からなくても、品種名が高知県の資料にある3品種(上海早生・壱州早生・遠州早生)なら9月は適期です(遠州早生9月15〜25日など。ただし同資料は系統を書いていません→4章)。寒地系なら早すぎる可能性があります(サカタのタネ:寒冷地で10月〜11月上旬)。ただし日付が範囲内でも、まだ暑ければ植えません。25℃以上では発芽しません(サカタのタネ)。
プランターは何cmのものを買えばいいですか?▾
カタログ表示で深さ20cm以上をおすすめします。覆土5〜7cm(JAかながわ西湘。サカタのタネは5cm)/植え付け深さ5〜7cm(熊本県)・6〜7cm(庄内みどりJA)という一次情報に対し、容器の表示深さは土が入る深さより3cmほど大きいためです(6章の計算)。長さは、株間15cm以上で何株植えたいかから決めてください。60cmの植え付け面なら4株です。
1つのプランターに何株植えられますか?▾
株間15cmが一次情報の下限です(サカタのタネ・熊本県・高知県は15cm、「15㌢以上」と書いているのはJAかながわ西湘)。植え付け面が60cmなら4株、20cm間隔(庄内みどりJA)なら3株です。プランター向けの解説では株間10cm・6株としているものもありますが、畑の基準より狭い値です。お使いのプランターの内側を測って計算してください。
冬の間、水やりはどうすればいいですか?▾
今回確認した県の指針・JAのマニュアルには、冬季のかん水量を具体的に示した記述が見つかりませんでした。そのためこの記事では断定しません。資料が強調しているのは春(4月上旬〜6月上旬)の水分で、庄内みどり農業協同組合は「りん片分化期(4 月上旬)〜成熟期(6 月上旬)の潅水量が肥大に重要」としています。春の乾燥のほうが球の太りに効く、という点は押さえておいてください。
去年にんにくを育てた土を、また使えますか?▾
避けてください。JAかながわ西湘の指針は「連作により黒腐菌核病、イモグサレセンチュウなどが発生しやすくなるので、連作はせず、3~4 年に 1 度の作付けとする」としています。ネギ・タマネギなど同じ仲間を育てた土も同様です。プランターなら土を入れ替えるだけで避けられます。→ 古い土の再生方法
参考・出典
- ・サカタのタネ|【ニンニク】植え付けるときの注意点を教えてください。(発芽適温15〜20℃・25℃以上では発芽しない/系統別の植え付け時期/株間15cm・条間30cm/覆土5cm)
- ・一般社団法人日本種苗協会|野菜類 ニンニク(発芽適温・25℃以上では休眠状態/9月中旬〜下旬に休眠から覚める/寒地系・暖地系の低温要求量/植付け時期/収穫適期)
- ・熊本県農林水産部園芸生産・流通課|園芸標準栽培指針 ニンニク(**リンク先のファイル名は「(露地)」ですが、紙面の作型名と施肥の記述はマルチ栽培です**。萌芽の地温22〜23℃・30℃以上で不揃い/9月下旬〜10月上旬・5〜7cmの深さに植え付け/種球4cm以上・5g以上/株間15cm/除けつ/とう摘み/収穫適期。※同資料の「経営目標」は福岡県の数字のため本記事では使用していません)
- ・高知県 こうち農業ネット(高知県農業振興部)|家庭菜園(ニンニク)(早植え・遅植えの影響/品種別の植え付け日/株間15cm/窒素過多と裂球・サビ病/本葉3枚までに1本立て/植え付け後の十分な潅水)
- ・庄内みどり農業協同組合|ニンニク栽培マニュアル(福地ホワイト六片は寒地品種・休眠は極深い/越冬前に普通葉3枚前後・草丈20〜40cm/10/10〜10/25に植え付け/深さ6〜7cm/株間20cm/春の潅水/収穫適期)
- ・JAかながわ西湘|栽培指針 にんにく(2022版・**マルチ栽培が基本**)(発芽適温・生育適温15〜20℃/連作は3〜4年に1度/上海種・平戸は暖地系/種球1片5g以上/植付け適期10月中旬・覆土5〜7cm/株間・条間15cm以上/排水と春腐病)
- ・気象庁|過去の気象データ検索(地点別の平年値)
病害虫の防除に農薬を使う場合は、その作物への登録がある薬剤を、ラベルに記載された希釈倍数・使用時期・使用回数の範囲で使ってください。 栽培環境(地域・天候・品種・容器の大きさ)によって症状の出方は変わります。判断に迷う場合は、お住まいの都道府県の病害虫防除所や普及指導センターにご相談ください。
