最初の準備

ベランダ菜園に必要なものリスト|最初に買う5点と、買う前に確認する3つ

公開 2026.08.18菜園びより 編集部

ベランダ菜園に最初に必要なものは、プランター・培養土・苗・ジョウロ・移植ごての5点だけです。

合計3,000〜4,000円ほどで始められます。鉢底石・肥料・支柱は、最初の1回目では買わなくても構いません。培養土に元肥が入っていれば肥料はいりませんし、支柱は育てる野菜が決まってから買うほうが無駄がないからです。ただし道具を買う前に確認することが3つあります。①避難ハッチや隔て板の前をふさがないこと、②排水溝をふさがないこと、③置いたものの重さです。マンションのベランダは自分の部屋ではなく共用部分で、非常時の避難経路を兼ねているためです。この記事では、サイズと数量まで決めた買い物リストと、重さの見積もり方をまとめます。

まず結論|最初に買うのは5点。総額3,000〜4,000円で始まる

ポイント

「必要なもの」として10点前後を挙げる解説が多いのですが、1回目のベランダ菜園に本当に要るのは5点です。残りは育てる野菜が決まってから買っても遅くありません。

ベランダ菜園の道具リストを調べると、プランター・培養土・鉢底石・肥料・支柱・ネット・手袋・移植ごて・ジョウロ・園芸ばさみ……と10点前後が並ぶのが普通です。間違いではありませんが、全部そろえてから始めようとすると、買い物だけで疲れて着手が遅れます。(着手前によくあるつまずきは家庭菜園の失敗あるあるにまとめています。)しかもその中には「育てる野菜が決まらないと選べないもの」が混ざっています。

最初に必要なのは次の5点です。サイズと数量まで決めてあるので、そのまま買い物リストとして使えます。

表1|最初に買う5点(そのまま買い物リストに使えます)
品目選ぶサイズ・数量価格帯の目安選び方の要点
プランター65cm標準型を1個(幅65×奥行22×高さ20cm前後・土が12〜15L入る)600〜1,500円受け皿は不要。底に排水穴があるものを選ぶ
培養土「野菜用」25Lを1袋800〜1,800円「元肥入り」と書いてあるものを選ぶと肥料を買わずに済む
2〜3株(65cmプランターなら葉物3株/果菜は1株)1株150〜500円初回は種ではなく苗が確実
ジョウロ4〜5Lを1個(ハス口が外せるもの)500〜1,500円ベランダは水道が遠いことが多く、小さすぎると往復が増える
移植ごて(小型スコップ)1本100〜500円100均で十分。土を袋から移す・植え穴を掘るのに使う

この5点で合計3,000〜4,000円ほど。いちばん高い買い物は培養土で、次がプランターです。逆に言えば、移植ごてや手袋のような小物にこだわってもトータルの金額はほとんど変わりません。お金をかけるなら土、というのがベランダ菜園の費用配分の基本です。

そして、道具より先にやることがあります。買ったあとで「置けなかった」となるのがいちばんもったいないので、次の章を先に読んでください。

道具より先に|ベランダは「自分の部屋」ではなく共用部分

ポイント

分譲マンションでも賃貸でも、ベランダ・バルコニーは共用部分です。使う権利(専用使用権)が認められているだけで、置き方には制限があります。買う前に、置ける場所かどうかを確認してください。

国土交通省が公表している「マンション標準管理規約(単棟型)」の第14条は、バルコニーについて「専用使用権を有することを承認する」という書き方をしています。つまり、バルコニーは各住戸の専有部分ではなく、共用部分のうち、その住戸だけが使ってよいと認められている場所という位置づけです。同じ条文のコメントでも、専用使用権は「その対象が敷地又は共用部分等の一部であることから」通常の用法に従って使うべきもので、工作物設置の禁止や外観変更の禁止は使用細則で定めるとされています。

なぜそこまで制限があるのかというと、バルコニーが非常時の避難経路を兼ねているからです。ここは正確に押さえておきたいところで、「消防法でベランダに物を置くことが禁止されている」という説明をよく見かけますが、条文はそこまで単純ではありません。

消防法第8条の2の4は、共同住宅などの防火対象物について「管理について権原を有する者は、当該防火対象物の廊下、階段、避難口その他の避難上必要な施設について避難の支障になる物件が放置され、又はみだりに存置されないように管理し」なければならないと定めています。つまり義務を負っているのは建物の管理者側で、住人を直接名指しして禁止しているわけではありません。ただし管理者はこの義務を果たす必要があるため、その結果として管理規約や使用細則で「避難ハッチ・隔て板の前に物を置かない」と定められる、という構造になっています。

表2|プランターを買う前に確認する3つ
確認すること具体的に見る場所そうなっている理由
① 避難経路をふさがないか床の避難ハッチ(四角い金属のフタ)、隣戸との隔て板(蹴破り板)の前。この上と前には何も置けない消防法第8条の2の4に基づき、管理規約・使用細則で定められていることが多い
② 排水溝をふさがないか床の溝と排水口。プランターを溝の上にまたがせない。落ち葉や土が溜まると詰まる詰まると雨水があふれ、階下への水漏れにつながる
③ 重さは大丈夫か置く予定の合計重量。棚で段積みする場合はとくに注意バルコニーの積載荷重は建築基準法施行令で想定されている(次章で計算します)

とりあえずプランターを買ってきて、ベランダの空いているところに置いた

先に床を見て、避難ハッチ・隔て板・排水溝の位置を確認してから、置ける面積に合うプランターのサイズを決める

避難ハッチの上は普段使わないから、軽いプランターなら置いてもいいと考える

軽くても置かない。避難ハッチは非常時に「すぐ開けられること」に意味があるため、どけられるかどうかは基準にならない

手すりの外側にプランターハンガーで吊るして省スペース化する

外側には出さない。落下すれば重大な事故になり、多くの管理規約で禁止されています。省スペース化は室内側で縦に積む

重さの見積もり|ベランダには何kgまで置けるのか

ポイント

「耐荷重を確認しましょう」とだけ書いてある解説が多いのですが、数字の出どころまで示します。建築基準法施行令では、バルコニーの積載荷重は住宅の居室と同じとして扱われています。

建築基準法施行令第85条は、床の構造計算に使う積載荷重を室の種類ごとに表で定めています。この表の(八)「屋上広場又はバルコニー」の欄は「(一)の数値による」とされていて、(一)は「住宅の居室、住宅以外の建築物における寝室又は病室」です。その数値は次のとおりです。

表3|バルコニーの積載荷重(建築基準法施行令第85条・住宅の場合)
計算の対象定められた値重さに直すと(1㎡あたり)
床の構造計算をする場合1,800 N/㎡約180kg/㎡
大ばり、柱又は基礎の構造計算をする場合1,300 N/㎡約130kg/㎡
地震力を計算する場合600 N/㎡約60kg/㎡

この「約180kg/㎡」を、実際のプランターに当てはめてみます。65cm標準プランターの設置面積は、幅0.65m×奥行0.22mでおよそ0.14㎡。180kg/㎡×0.14㎡=約26kgが、その面積が設計上受け持っている重さの目安ということになります。

では実際のプランターは何kgになるのか。培養土の袋には重量が表示されています。たとえばある軽量タイプの野菜用培養土は、公式の製品情報で25Lが6.2kg(14Lで3.5kg、40Lで11.0kg)と表示されています。ココヤシガラを主体にした軽い部類の製品で、黒土や赤玉土を含む一般的な培養土はこれよりかなり重くなります。手元の袋の表示を必ず見てください。

表4|65cmプランター1個の重さの見積もり方
内訳見方備考
培養土(12L前後)袋の重量表示 ÷ 袋の容量 × 1225Lで6.2kgの製品なら約3kg。重い土なら6〜7kgになることも
プランター本体1〜2kg程度樹脂製の標準型の場合
水やり後に増える分水やりのたびに数kg増える土が乾いているときと直後で、体感できるほど差が出ます
確実に知りたいとき水やり直後のプランターを体重計に乗せて量る計算より速くて正確。1個量れば、あとは個数を掛けるだけ

5点それぞれの選び方|迷いやすいところだけ

ポイント

プランターは「深さ」、培養土は「元肥入りかどうか」、ジョウロは「容量」。この3つだけ押さえれば、あとは好みで選んで構いません。

プランター|幅より「深さ」で決める

プランター選びで失敗しやすいのは、幅を見て深さを見ないことです。ベランダに置けるかどうかを幅と奥行きで判断してしまい、浅型を買って根が入りきらないというパターンです。深さは20cm以上を基準にしてください。小松菜やリーフレタスなどの葉物なら深さ15〜20cmでも育ちますが、ミニトマトやナスなどの実のなる野菜は根が深く張ります。

サカタのタネの園芸情報サイトに載っている連載は、トマトやナスのように草丈が伸びて株のボリュームがある野菜は「土の量が15〜20Lは必要」としています(外部筆者の連載です。※「1株あたり」とは原文になく、本サイトの読み方)。65cm標準型は土が12〜15Lしか入らないので、ミニトマトを育てるなら65cm型に1株、あるいは最初から深型・大型を選ぶことになります。詳しいサイズの考え方はプランターのサイズの選び方にまとめています。外寸のcmと、実際に入る土のリットル数は比例しません。

培養土|「元肥入り」なら肥料を買わなくていい

市販の野菜用培養土の多くは、あらかじめ元肥(最初の肥料)が配合されています。袋に「元肥入り」「肥料配合済み」と書いてあれば、植え付けのタイミングで肥料を足す必要はありません。ここを見ずに肥料を追加してしまうのが、家庭菜園でいちばん多い肥料過多の原因です。肥料が効きすぎると、葉ばかり茂って実がつかない、花が落ちる、といったトラブルにつながります(→化成肥料8-8-8の使い方トマトの花が落ちる原因)。

容量は25Lを1袋が扱いやすい単位です。65cmプランター1個(12L前後)なら1袋で足りて、少し余ります。ただし25Lの袋は製品によって10kg以上あることもあるので、持ち帰りの手段も考えて選んでください。ネット通販は重い土を運ばずに済むのが利点です。

苗|1回目は種ではなく苗から

種から育てるほうが安いのですが、1回目は苗をおすすめします。発芽の管理(温度・水分)でつまずくと、それだけで数週間を失うからです。苗なら植え付けたその日から「育てている」状態になり、判断の材料も増えます。数量は、65cmプランターなら葉物で3株、実のなる野菜なら1株が目安。詰めて植えると風通しが悪くなり、病気と虫の温床になります。

ジョウロ|4〜5Lを選ぶ理由

ジョウロは容量で選んでください。4〜5Lが目安です。1〜2Lの小型は室内の観葉植物向けで、ベランダ菜園には小さすぎます。夏場のプランターは1回の水やりで数リットル使うため、小さいと水道とベランダを何往復もすることになり、それが続かない原因になります。ハス口(先端の穴の空いた部分)が外せるタイプだと、株元だけに水をやりたいときに便利です。

移植ごて|100均で十分

移植ごては、土を袋からプランターに移す・植え穴を掘るのに使います。金属製でも樹脂製でも構いません。ここは100均の製品で十分です。手袋も同様で、必要と感じたら買い足せば足ります。

「必要なもの」として挙げられがちだが、最初は要らないもの

ポイント

鉢底石・肥料・支柱・園芸ばさみ・防虫ネットは、買うタイミングを遅らせられます。必要になってから買うほうが、選び間違いも減ります。

表5|あとから買えばいいもの(買うタイミングつき)
品目最初は不要な理由買うタイミング
鉢底石底にスノコや十分な排水穴のあるプランターでは、なくても排水は確保できます。土の処分時に分別する手間も増えます排水が悪いと感じたとき(→鉢底石はいらない?
肥料元肥入りの培養土なら、植え付け時点では不要植え付けから2〜3週間後の追肥から(→化成肥料8-8-8の使い方
支柱必要な長さは育てる野菜で変わります。買ってから野菜を決めると合わないことがある苗が20〜30cmに伸びてきたら。ミニトマトなら150cm以上が目安
園芸ばさみ収穫や脇芽かきは、しばらく先です。家庭用のはさみでも代用できます収穫が始まるころ
防虫ネット必要度は育てる野菜で大きく違います。アブラナ科の葉物(小松菜・ラディッシュ)は必須級、果菜は後回しでも可葉物を育てるなら種まき・植え付けと同時に
受け皿ベランダではむしろ置かないほうがよいことが多い。溜まった水で根腐れや蚊の発生源になります室内に取り込むときだけ

とくに誤解が多いのが受け皿です。室内の鉢植えでは床を汚さないために使いますが、ベランダは排水される場所なので、受け皿に水を溜める意味がありません。溜まった水は根腐れの原因になり、夏場は蚊が発生します。下の階に水が垂れるのが心配な場合は、受け皿ではなくすのこやレンガでプランターを少し浮かせ、排水溝の方向を意識して置くほうが確実です。

リストに載っている道具を全部そろえてから始める

5点で始めて、必要になったものだけ買い足す。何が足りないかは、育て始めると自然に分かります

支柱を先に買っておく

育てる野菜を決めてから買う。ミニトマトなら150cm以上、葉物なら不要と、必要な長さがまったく違います

100均で買っていいもの・買わないほうがいいもの

ポイント

「消耗品と小物は100均、土と苗は園芸店」が基本の線引きです。金額差が大きいのは土だけなので、そこだけ妥協しないでください。

100円ショップの園芸コーナーは年々充実していて、ベランダ菜園の道具の多くはそろいます。ただしすべてを100均でそろえるのは、結果的に遠回りになることがあります。判断の基準は「失敗したときの痛手の大きさ」です。移植ごてが多少使いにくくても栽培は失敗しませんが、土が合わなければ一シーズン分の時間が無駄になります。

表6|100均で買ってよいもの・避けたいもの
品目判断理由
移植ごて・手袋買ってよい性能差が栽培結果にほとんど影響しない
支柱・誘引テープ・麻ひも買ってよい消耗品。長さのバリエーションもある
ネット(防虫ネット・つるネット)買ってよい破れたら交換する前提の消耗品
プランター△ 条件つき深さ20cm以上・排水穴ありなら可。浅型が多いので確認が必要
ジョウロ△ 条件つき容量が1〜2Lと小さいものが多い。4L以上あれば可
培養土避けたい容量が小さく割高になりやすい。ここは金額をかける価値がある部分
園芸店・ホームセンターで苗の良し悪しがそのまま収穫量に出ます。品揃えと鮮度で選ぶ

育てる野菜で追加するもの

ポイント

5点に加えて何が要るかは、「上に伸びるか」「つるを出すか」「虫がつきやすいか」の3つで決まります。

表7|野菜のタイプ別・追加で必要になるもの
タイプ代表的な野菜追加で必要プランターの目安
実のなる野菜(上に伸びる)ミニトマト・ナス・ピーマン支柱(150cm以上)+誘引ひも、追肥用の肥料深型・20L以上に1株
つる性きゅうり・ゴーヤ・インゲンネット+固定する結束具。ネットは風を受けるので固定を厚めに深型・15L以上に1株
葉物(アブラナ科)小松菜・チンゲンサイ・ラディッシュ防虫ネット(ほぼ必須)65cm標準型に3株/すじまき
葉物(その他)・ハーブリーフレタス・大葉・バジルとくになし65cm標準型・浅型でも可

つる性の野菜をベランダで育てるときは、ネットが風を受ける点に注意してください。葉が茂ると帆のようになり、強風時にプランターごと倒れます。台風の前後にやることは台風前のプランター対策にまとめています。育てる野菜の選び方そのものに迷っている場合は、野菜別の育て方環境別の育て方が入口になります。

買ったあとの置き方|排水溝・室外機・手すり

ポイント

道具がそろっても、置き方を間違えると階下や隣戸のトラブルになります。ベランダ菜園で苦情になるのは、たいてい水と土です。

  1. 1排水溝の上と、その流れ道には置かない。プランターの脚が溝をまたいでいると、落ち葉や流れ出た土が引っかかって詰まります。
  2. 2プランターを直置きせず、すのこやレンガで数cm浮かせる。底面の通気が確保でき、夏の高温で根が傷むのを和らげられます。
  3. 3室外機の風が直接当たる場所を避ける。エアコンの排熱は真夏で40℃を超えることがあり、当たり続けると葉が乾いて傷みます。
  4. 4手すりの外側には出さない。落下事故のリスクがあり、多くの管理規約で禁止されています。
  5. 5水やりは、下の階に垂れない量で。土の表面から静かに与え、あふれるほど一気に流し込まないこと。プランターの上端から2〜3cmの「ウォータースペース」が水を受け止めてくれます。

水やりの量については、「鉢底から水が流れ出るまで」と説明されることが多く、これ自体は正しい考え方です。ただしベランダでは、流れ出た水がどこへ行くかまで意識してください。排水溝に向かって流れる位置にプランターを置いておけば、そのまま処理されます。

予算別プラン|3,000円・6,000円・1万円で何が変わるか

ポイント

3,000円台でも本当に始められます。金額を上げて変わるのは「育てられる野菜の種類」と「手間の少なさ」であって、最初の成功率ではありません。

表8|予算別の構成(金額はいずれも目安)
予算構成育てられるもの向いている人
約3,000円65cm標準プランター+培養土25L+苗3株+ジョウロ(100均系で圧縮)小松菜・リーフレタス・ラディッシュなどの葉物とりあえず1シーズン試したい人
約6,000円上記+深型プランター1個+防虫ネット+支柱葉物+ミニトマトやピーマンを1株実のなる野菜も収穫したい人
約10,000円上記+プランター追加+つるネット+追肥用の肥料+園芸ばさみ葉物+果菜2〜3株。年間を通して回せる続けるつもりが固まっている人

2年目以降は、買い替えが必要なのはほぼ土と苗だけになります。プランター・ジョウロ・支柱は複数年使えるため、初年度に3,000〜10,000円かかっても、翌年は1,500〜3,000円程度で続けられる計算です。使い終わった土をどうするかは自治体でルールが違うため、始める前に「土の捨て方」を調べておくと、あとで困りません。

よくある質問

賃貸のベランダでも家庭菜園はできますか?

できることが多いのですが、契約や管理規約で禁止されている場合があります。賃貸のベランダも共用部分で、専用使用が認められているという位置づけは分譲と同じです。物件によっては「ベランダでの植物の栽培不可」「土の持ち込み不可」といった条項があるため、始める前に管理会社か大家さんに確認してください。確認しておくと、退去時の原状回復(土や汚れ)でもめにくくなります。

全部100円ショップでそろえても育ちますか?

葉物なら十分に育ちます。プランター(深さ20cm以上・排水穴あり)・培養土・移植ごて・ジョウロがそろえば栽培はできます。ただし100均の培養土は容量が小さく、リットルあたりの単価では割高になりやすい点に注意してください。65cmプランター1個分(12L前後)を100均の土で埋めようとすると袋数が必要になり、結局ホームセンターの25L袋のほうが安く済むことがあります。土だけは容量あたりの単価で比べてみてください。

鉢底石は本当に買わなくていいのですか?

底面にスノコ構造や十分な排水穴があるプランターなら、なくても始められます。鉢底石の役割は排水性と通気性の確保ですが、最近の野菜用プランターは底面に排水のための構造を持つものが多く、そこに培養土を直接入れる前提で作られています。加えて、シーズン後に土と石を分別する手間が増えます。ただし深い鉢や、底穴が小さい容器を使う場合は効果があります。判断の基準は鉢底石はいらない?プランターでの要不要と代用品で詳しく整理しています。

ベランダのどこに置くのがいちばんいいですか?

避難ハッチ・隔て板・排水溝を避けたうえで、いちばん日が当たる場所です。実のなる野菜ほど強い光を要求します(必要な日照時間を数字で示した一次情報は確認できていないため、本サイトでは時間の数字を出しません。測り方→家庭菜園の始め方)。ただし真夏のコンクリート面は高温になるため、すのこやレンガで少し浮かせると根が傷みにくくなります。日当たりが足りないベランダでも育つ野菜はあるので、その場合は環境別の育て方を参考にしてください。

いつ始めるのがいいですか?

春(4〜5月)と秋(9月)が始めやすい時期です。真夏(7〜8月)は水切れが起きやすく、初心者には難易度が上がります。真冬は生育が止まります。ただし葉物であれば、真夏と真冬を外せば時期の幅は広く取れます。何月に何を植えられるかは植え時・月別作業にまとめています。

参考・出典

病害虫の防除に農薬を使う場合は、その作物への登録がある薬剤を、ラベルに記載された希釈倍数・使用時期・使用回数の範囲で使ってください。 栽培環境(地域・天候・品種・容器の大きさ)によって症状の出方は変わります。判断に迷う場合は、お住まいの都道府県の病害虫防除所や普及指導センターにご相談ください。

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