育てる

霜に当たるほどウマくなる。ちぢみほうれん草と米ぬかマルチ

ちぢみほうれん草露地(大阪・熊取町)

くまとりこもれび菜園さん
@kumatori_komorebi_farm

2026年9月17日投稿

  • 収穫までは約1か月
  • ちぢみほうれん草
  • 大阪・熊取町の露地
  • 株元に米ぬかマルチ
寒さに当たって葉が縮んだ、肉厚のちぢみほうれん草

くまとりこもれび菜園さんは、大阪・熊取町で露地野菜を育てている農家です。 2013年に園主の岩﨑則重さんが新規就農し、いまでは30品目以上を栽培。 じつは大阪でただ一軒の自然薯農家でもあり、熊取町の新名物として「土の輝き」というブランド名で育てています🍠

青果の仕事を30年続けてきた「売れる野菜」への目線と、農家としての技術を掛け合わせた、手をかけすぎない「横着栽培」が持ち味。 その日々の様子を、4コマ漫画とYouTube(登録者6万人!)で毎日発信しています🌱

9月に入り、そろそろ冬野菜のタネまきを考える季節。 今回は、こもれび菜園さんが今年の1月に発信していた、ちぢみほうれん草の話を紹介します。

ちぢみほうれん草は、葉が縮んで肉厚になるのが特徴で、寒さに当たるほど本領を発揮する冬野菜。 こもれび菜園さんいわく「霜に当たるほどウマくなるのが ちぢみほうれん草の本気」。

じつはほうれん草には、寒さに当たると凍らないように葉に糖分をためこむ性質があります。 こもれび菜園さん流のひと手間は、株元に米ぬかをまく「米ぬかマルチ」。 地温を保ち、微生物のはたらきで栄養がじわじわ効くのがねらいだとか。

あとは寒さにまかせて、待つだけ。 収穫までは約1か月。まだかな、と思っても、もうひと辛抱。 仕上がりは、葉が肉厚でエグみが少なく、味が濃い一株に🥬

じつは米ぬかは、厚くまくと発酵熱やカビ、虫の原因になることも。 土が透けて見える程度に薄くまくのが目安です。

急がず、寒さを味方につける。 「ほっとく」は手抜きではなく、待つ時間を育てること。横着栽培、理にかなっています😊

そして、寒さで甘くなるほうれん草は、秋のタネまきが出発点。 関西なら10月中旬から11月上旬が目安と言われます。

こもれび菜園さんの畑でも、秋はほうれん草・きくな・だいこん・さといもの季節。 育てた野菜は産直市場「よってって」や熊取町内の直売所に並びます。

畑の外でも、「くまとり新規就農塾」で小さな農業をめざす人を育てたり、熊取町のカフェで家庭菜園講座を開いたり。 農業を身近にする活動を続けています。

今年の秋も、こもれび菜園さんの畑では冬のごちそうの準備が始まります⛄

くまとりこもれび菜園さんの菜園はこちらから詳しくご覧いただけます!@kumatori_komorebi_farm

写真とお話は投稿者ご本人のものです。本文は、うかがった内容をもとに菜園びより編集部がまとめました。栽培の経過は地域・天候・品種・育てる場所によって変わります。